大橋清貫学園長の教育改革!生徒のプレゼンテーションが彩る、三田国際学園の文化祭
大橋清貫学園長(三田国際学園)は将来のグローバル人材の育成に向けて世界標準の教育を目指しています。常に変化する時代の中で、自分自身の考えをどう打ち出し、道を切り拓くのか。
そのための力を育てる教育を世界標準の教育と位置付けて、三田国際学園はこの5つをたくましくする教育を実践しています。
・国際共通語である「英語」
・英語を使って思いを伝え合う「コミュニケーション能力」
・科学を理解する「サイエンスリテラシー」
・情報を使いこなす「ICTリテラシー」
・それらの確かな知識とスキルに裏付けられた『考える力』
そして三田国際学園では年に一回、学園祭MITA International Festival(以下MIF)を開催しています。その中で特に例年注目を集めているのが中学生・高校生によるプレゼンテーションのイベントです。2018年10月27日・28日に開催されたMIFの内容をご紹します。
プレゼンのテーマは、各学年や選択コースごとに異なりますが、中1は、自分自身を冷静に見つめて未来へと夢をつなぐ『自分自身』。中2は、自分達で組み立てたロボットをプログラミングで動かして研究の成果を発表する『ロボットプログラミング』。中3は、『地球温暖化』、『消えゆく動物』、『二代目将軍が無名な理由』など、自由な着想による社会的なテーマが中心です。
ある1年生代表は自分を亀にたとえて自己分析し、将来の夢を雄弁に語り、つづく2、3年生も、就きたい職業、学びたい学問について、調べたり企業や大学を訪問したことをレポートしますが、みな立ち返るのは「自分はどういう人間か、そしてどうありたいか」ということです。自己理解を起点としたキャリアマネジメントが生徒自身の中で確立されつつあり、年を追うごとに自己理解を深め、目標への歩みを前進させられていることが伝わります。
高校生の代表プレゼンテーションでは、『将来ビジョン』と『研究活動報告』それぞれの代表が発表を行い、MIF参加の最高学年である高2の生徒が行った研究発表のテーマは「完全な予測と究極観測者」。これは試験官や顕微鏡などを使い、通常イメージする実験とは少し趣が異なり、「『運命』って本当にあるのか」という誰しも一度は考えたことのある問いを「明日私は赤い靴をはく」という想像しやすい予測を例に、完全な予測は成立しうるのかどうかという観点から論理的に検証していきました。ロジカルでありながらも少し不思議なストーリーに、聴衆もどんどん引き込まれ、最後の結論が告げられると、会場からは大きな拍手が上がりました。
生徒は皆、約半年間という準備期間をかけてこの日の本番を迎えたそうです。三田国際学園が推進する21世紀型教育により個々の心に芽生えた自己肯定感が子どもたちの未来に繋がっていきます。
・三田国際学園HP
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